部員インタビュー第2弾 加藤×古幡-畠山
新入生に向けて現役部員たちはどのようにして男子ソフトボール部に入部に決めたのかをソフトボール部広報班でインタビューしました!
今回は、インタビュイーは1年加藤(名古屋高校・理工学部)、インタビュアーは3年畠山(高知西・スポーツ科学部)と3年古幡(横浜翠嵐・教育学部)でお送りいたします。
古幡:こんにちは。
加藤:こんにちは。
【最近の生活について】
古幡:最近はどうですか。
加藤:最近ですか。部活に入ってからは結構忙しいのですが、毎日楽しいです。
古幡:忙しいのに楽しいんだ。それはなんで?
加藤:ずっと頭を使っているというか、暇な時間がないので、時間を持て遊ばないのが楽しいです。
古幡:普段、自分の時間はちゃんとあるの?
加藤:自分の時間は、ほとんどないですね。家帰って30分ぐらい動画見るぐらいです。
古幡:いいね。その30分ぐらいの時間が毎日息抜きの時間みたいな感じなんだね。
加藤:そうですね。あと、通学時間に動画を見る時もあります。
古幡:今は毎日どういうスケジュールで動いていますか?
加藤:日によって違います。大体1、2限のどっちかからは授業があって、そのあと授業が終わってから喜久井の方で練習して、その後、バイト行って帰ってくるみたいな感じですね。
古幡:勉強はいつしているの?
加藤:勉強時間は授業の合間とか、土曜日とか午前中は空いているので、そこの午前中使って勉強します。(弊部は土曜午後練、日曜は午前練)
古幡:そうなんだ。毎日どのぐらい勉強するの?
加藤:大体課題が1時間から2時間ぐらいかかるので、そのくらいはやっていますね。秋学期の前半は自分の学科の専門で課題が毎週大体2000から3000字ぐらいありました。その時はしんどかったですね。
【入学の経緯】
古幡:そもそもどうして理系に進もうと思ったのですか?
加藤:高校の時はあんまり自分の行きたいとこ決まってなかったです。祖父とか父の影響で、なんとなく理系を選びました。
古幡:別にこの分野がやりたいとかではなくて?
加藤:あったんですけど、コロコロ変わっています。
古幡:入試は指定校推薦だよね?
加藤:はい。
古幡:それは、どうやって選んだの?
加藤:元々、今入っている応用学科というところには行きたくて、何個か国立も目指していました。学校で指定校が発表されて、早稲田の指定校推薦でたまたま応用化学科があったので、落ちる前提で出そうって言ったら受かっちゃったみたいな感じです。
古幡:高校時代、成績は良かったんだ。
加藤:トップの方のクラスにはいました。
古幡:すごい。
加藤:ありがとうございます。
【ソフト部との出会い】
古幡:大学に入って、サークルとか部活はどうようにして選んでいましたか?
加藤:サークルは最初、自分と同じ日に上京した友達がいて、一緒に回りました。ほとんど言ったことないのですが、大学が決まって2月3月ぐらいに芸人が好きだったので、学生芸人とかやりたいなと思っていて、調べていた時期があります。
古幡:早稲田でもそういうサークルあるよね。
加藤:結局、かなり人気で倍率もあって、タイムスケジュールも合わなくて行けなかったです。
古幡:そうなんだ。もしタイムスケジュールあっていたらお笑い芸人になったいたんだ笑
加藤:わからないですけど、そのサークルは結構興味ありました。
古幡:見たかったな。なにか一発ギャグをやってください笑
(加藤一発ギャグする)
加藤:話を戻しましょうか。
古幡:ソフトボール部はどうやって知りましたか?
加藤:高校もソフトボール部だったので、顧問の先生から早稲田のソフトボールって強いよって言われていて、そこで自分もサイトとかで見ていました。ホームページのプロフィール欄みたいなものを見た時、そもそもスポーツ科学部しかほぼいなかったので、理系って部活できないものなのだと思っていました。
古幡:どうしてそれが急に変わったの?
加藤:1回、体験だけは行ってみようと思いました。高校は弱かったので、トップレベルってどれくらいなのか興味で行った時に向陽さん(弊部3年)だったり、陸さん(弊部3年)だったりを見て、かっこいいなと思いました。自分の今までやっていたレベル感と全く違うので、こんなに大学のソフトボールってかっこいいんだって驚きました。でも、その時にもまだ入ろうとは思ってはなかったです。ですが、今の4年生で引退した人からも、連絡をもらい、もう1回来なよって誘われました。喜久井の体験に参加した時に、長期期間は時間がたくさんあるけどやることがなくて、大体バイトして遊んでみたいな感じになるよって言われました。それを聞いたときにその生活があんまり憧れなくて、部活やりたいなと思いました。
古幡:サークルとか部活を選ぶ時に授業とかの事考えて、ついていけないかもとはならなかったの?
加藤:本当に5月、6月はすごくきつかったですね。土日も部活でほぼ潰れて、まだ学校もちょっと慣れてきたぐらいで、勉強もどうしようという感じでした。とにかく時間を探しながらやっていましたね。木村さん(弊部コーチ)にも最初に言われたんですけど、時間がないは言い訳でしかないよって言われて、頑張ってやっていました。
古幡:入る前には、もう絶対無理だからやめとこうとはならなかったの?
加藤:最初は不安でした。ただ、授業優先なので、授業は出さしてもらえるし、19時ぐらいには家帰れて、そこからご飯とか食べて、勉強しても2時間ぐらいはできるかなと。それに加えて、本キャンの人は喜久井で練習していると聞いて、喜久井にも時間帯的に行ける日もあったのでとりあえず、入ってみようかなっていう風になりました。
畠山:バイトもしているよね?
加藤:はい。部活代とかも全部親とかに頼らず、バイトでやりくりしています。
畠山:すごいね。バイトは何をしているの?
加藤:居酒屋で働いています。
畠山:部活終わりに?
加藤:平日は部活終わりとか、日曜日だと午前練なのでその後にやっています。
畠山:そうなんだ。週何回くらい?
加藤:結構行っています。週3、4ぐらい。
畠山:なるほど。忙しいのに、すごいね。
【テストについて】
古幡:テスト期間に入ると、部活に入っていない人のほうが多くて、そういう人は割と前から準備ができると思うんだけど、そういう人をみて不安になることはありますか?
加藤:テストに関しては、本当に部活をやっていたら、すごくきついです。先輩とかもいなくて、過去問もなかなか手に入らないので、友達の力を借りて、頑張って勉強するしかないみたいな感じです。
古幡:この部活って理系の先輩いないけど、どうやって、過去問集めているの?
加藤:お友達に。
古幡:学科の先輩の知り合いもいないの?
加藤:学校の先輩も知り合いはいないです。
古幡:ぼっちなんだ笑
加藤:いやいや、別に笑
古幡:友達はいますか?笑
加藤:1人でいるみたいなのやめてください笑
古幡:テストはどうやって乗り切っているの?
加藤:テストはとりあえず過去を解いています。毎週テストが金曜日にあるので、そのテストを振り返ったり、課題をもう1回解き直したりします。あとはもうわからなかったら友達と夜遅くまで一緒に勉強するみたいな風で乗り越えています。
古幡:直前に詰めてやるというよりかは、結構日々の積み重ねみたいな感じ?
加藤:普段は課題と少しやるくらいです。最後にテスト前になったら、勉強します。
古幡:勉強する時間はしっかり取れている?
加藤:そうですね。結構、そこは部活も融通利かせてくれるところではあるので、そこの時間に関してはしっかりととれています。
【所沢と喜久井の2拠点練習について】
古幡:話は変わるけど、理工学部1人で、最初は部活に馴染めましたか?
加藤:4月は、やっぱりスポ科の人達はお互いに面識があったし、所沢で練習していたので仲良くなっていました。僕は喜久井で練習をしていて、最初は高篠(弊部1年)しかいなかったので、他の1年生とはあまり関わりがなかったです。ゴールデンウィーク明けたぐらいから、話し始めて、夏にはもうほぼ毎日会うので、そこでぐっと仲良くなったかなと思います。
古幡:喜久井の練習はどう?
加藤:喜久井の練習は、自分の課題意識持ってやることが1番なのかなっていう風に思っています。所沢のグラウンドよりは、どうしても質が落ちてしまうので、その中でどれだけ自分がうまくなろうかなっていう風に思えば、喜久井の練習もすごく楽しいと思います。逆に所沢の練習ほど厳しくないので、自分のやりたいことを十分にできる場所かなと思います。
古幡:土日だけ所沢に来て、平日に土日に出た課題を自分でやってくみたいな感じなんだ。
加藤:そんな感じですね。
【ソフトボールとの出会い】
畠山:いつからソフトボールを始めましたか?
加藤:高校からソフトボールを始めました。小中は野球をやっていました。
畠山:小学校はなんで野球を始めたの?
加藤:元々水泳教室で通っていて、そこで野球をやっている友達に、野球やらないかっていう風に誘われて始めました。
畠山:何歳ぐらいから野球で始めたの?
加藤:あまり正確に覚えていないのですが、10歳で始めました。
そのあと、確か1年ぐらいで、チームがなくなってしまって。ちょうど小5に上がるタイミングでなくなって、僕も受験勉強があったので、1回野球はそこでやめました。中学校でまた再開しました。
畠山:高校受験はないよね?夏くらいに引退してそのあとはどうしたの?
加藤:友達と遊んだり、勉強したり、、、
畠山:それで高校に上がってどうして野球ではなくてソフトボールやっていたの?
加藤:大学受験があったので、硬式野球だったら、自分にはできないなと思いました。しかも、中学のエリートが硬式野球をやるっていう風に思っていたので、僕は、その中には入ってないと思いました。僕の、今東大でソフトボールやっている友達がソフトボール部に入るって言っていて、その時から仲良かったので自分もソフトボール部に入ろうかなと思いました。
【プライベートについて】
畠山:部内の尊敬している先輩、仲のいい先輩、または同期とかはいますか?
加藤:先輩だと、最近は服部さん(弊部3年)と一緒にいることが多いです。毎週ご飯も連れてってもらっていますし、喜久井に木曜だけ来てくれるので、その時も守備練習教えてもらっています。
畠山:自分から教えてくださいっていくの?
加藤:そうですね、後は結構ドライブとかにも連れてってもらいました。
畠山:無理やりボウリングに連れてかれていたな笑
加藤:連れていかれましたよ笑あとは家まで送ってくれたり、秩父まで一緒に行ったり、練習後にお台場まで2人で行ったりもしました。
畠山:家まで送ってもらうはずが?
加藤:そうです。流れでどんどん、行っちゃうかみたいな笑
そういう時も車の中で、守備の話をしていました。
畠山:そこでも、ソフトの話をするんだ。
加藤:します。
畠山:すごいね。
加藤:服部さんの守備は、本当に尊敬しています。
畠山:そうなんだ。バッティングは誰を参考にしているの。
加藤:バッティングはいろんな人を参考にしています。特に陸さんと向陽さんとはよく話します。
【大学後の目標】
畠山:大学卒業後のビジョンとかありますか?
加藤:大学卒業後は今のところ全く考えていないです。大学院行くのか行かないのかも、今迷っています。でも、ワーキングホリデーをやってみたいなと思っていて、海外とか一回行ってみたいです。
畠山:今までの話を聞いている感じ、結構目の前のことに必死で取り組んでいくのがまさって感じだよね。
加藤:そうですね。行き当たりばったり。
【後輩に向けてメッセージ】
加藤:大学の部活っていうことで、多分レベル高いなと思っている人もいると思うし、他にも、勉強とか金銭的に部活やる余裕ないっていう人もいると思うんですけど、自分は部活やるには結構不利な状況でもできています。1回何も考えずにやってみたら、意外と自分の力を発揮できると思います。部活だからって言って、そんなに気負わずにやってもらって、是非ソフト部に来てほしいなと思います。
畠山:ありがとうございます。
加藤:ありがとうございます。
インタビュー企画第2弾は以上になります!お読みいただきありがとうございました。
加藤は理工学部に在籍しながらバイトもこなし部活動にも積極的に参加しており、このインタビューを担当している広報班にも入っています。どのような人でも不安はあると思うけれどやってみれば意外とできると楽しそうに話す姿がとても印象的でした。これを読んでくださった忙しい学部に在籍している人や資格の取得と両立したい、バイトも頑張りたいと思っている新入生に少しでも不安解消材料になっていれば幸いです。
次回のインタビュー企画第3弾は田中雄輔(筑波付属高校・スポーツ科学部)です。
ぜひお楽しみに!